睡眠障害、腰痛、ヘルペス……。現実で取り立てて大きな問題を感じているわけでもないのに、身体に突如として現れた異変に驚いて、お越し下さる方がいます。
理性で「考えても仕方がない」と脇に無意識に追いやってしまった「感情」や「情緒」がムクムクと立ち上ってくるときに、私たちは原因不明の身体症状を経験させられます。
私は登場している現象と症状と発言を観察させていただきながら、個性として溢れ出ているその方だけのパターン(専門用語で共時性、コンステレーション)を見抜くのが十八番です。
何がその方の見失ってしまった「その人らしい情緒」かをそこから拾い上げるのです。
今日おこしくくださった方は「後悔」がキーでした。
「後悔しても仕方がない、やるっきゃない!」といきんで頑張ると、身体に出るというパターンです。
何がミソかというと、「後悔」という「情緒」をいかに上手く「妙味」として生きることができるようになるかということにあるのです。私は「ムード」という言葉を使います。「後悔」というムードを背負って、けだるく生きられること。五木寛之さん流の言葉で言うと「暗渠(あんきょ)」を大切にすることにあります。
昨今「ポジティブ思考」なるものが一般化して「ネガティブ」を上手に生きられなくなっている人が増えていることにも関係しています。
(その意味でもヒロシさんはホットスポットです)
その背後には専門用語で「スプリッテイングしてしまった」(切り落としてしまった)感情の世界が隠されています。過去のトラウマなども含まれるかもしれません。
いずれにせよ、その方の身体症状に隠されたエネルギーは「後悔」のエネルギーをもっと楽しみたいと飢えていたわけです。
本人がそれを受け止める心の器を用意できていなかったため、身体化してしまったのでした。
心の器とは、理性でどうにかするものではありません。本人が受け止めきれないその感情を一緒に理解して受け止めてくれる心ある誰かとの間で、ともに味わいながら育てるときに、培われるものです。
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私も年明けごろから「顔の表皮が赤くただれて皮むけする現象」に問題を感じていました。(お手入れは元美容ライターですから万全です)
その頃おかしなことに下のピンク色のうさまるがやたらに気になって(フラートされて)写真を撮っています😙。
こういう感じを忘れているせいで(その頃私は移転したててで、新規リスタートに躍起になってました😙)、無意識にじわじわとお肌がピンク化してしまってたわけなのでした😱
こののほほんとした感じ、癒されますよね^^
の〜んびり〜、ノホホーン、私、かわいいでしょ!な感じ。
しかもピンクで、ガーリー。
私の肌荒れは、こんな風に生きたいというメッセージだったのでした。
同時に私に連想されたのが、このローズ。
ここから、サロンのアイコンが誕生することになったのです。
アイコンが出来上がると、ますますこれと心が一つになります。
そうやって、見失われた情緒的ムードとの一体化が促進されたことで、
私の肌荒れが夢見ていたエネルギーが、本人の持ち味として生きるようになり、
身体症状は鎮静化の一途につくことができるようになります。
それなりに美しい肌をキープすることに目のない元美容ライターの私としては
(というか、私は美醜のコンプレックスも強くあった人生の始まりでした)
ほっと胸をなでおろしているのでありました。
そうそう、私はこんな風な「ローズ」色で世界が埋め尽くされている人間ですが、これを「陽」の世界とするなら、私の「陰」の世界は。「死の匂い」で埋め尽くされています。
ええええ!と驚かないでくださいね。私はマイケル・ジャクソンのスリラーが素晴らしいと思っているタイプですが、私の自然気質の一部に「お墓のエネルギー」があります。身体感覚があの世のような状態のほうがちょうどいいのです。
5年前は、二段ベッドを入れて、この身体感覚をマスターするためにベッド診療をしていたこともあるほどです。
そんな私はほっておくと「死のプロセス」にとかく直面化させられます。物事の破壊に出会いやすいのです。そんな現象に振り回されることに懲りた私は、先のロジックに習って「どんなときも、生きているけど、死んでいるような」ムードを大切に楽しみ、だからこそ生あるこの肉体への感謝も深く感じられています。そうすることによって運命にひょって極端な死のプロセスに引きずり込まれることも無くなりました。
ローなムード、楽しめるようになってきたら、大人の色気が滲み出るはずです。
私は日々、心が円熟味を増す方向を楽しんでいます。
ともあれ、皆様、身体症状のメッセージにはご用心です。運命の振り幅を小さくするチャンスが潜んでいます。
では今日はこの辺で、素敵な夢を見ますように⭐️
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