【回想】Aさんのラブレター〜私の宝物

20180224_210736.jpg ご依頼くださる方のラブレターをまとめたり、ヒアリングしたりする時というのは、たいてい私は泣いています。 その心がピュアで美しすぎて。

私の文章自体は取り立てて上手とは思っていないのですが、その方が無自覚に経験していることの中にきらめく宝石を見つけ出すセンスは、なかなかのものだと自分では思っています。

今日たまたま資料を探していて、過去のPCファイルを整理していたら、何年も前のある長野県在住の新郎の方が、結婚式のために奥様へサプライズのラブレターをまとめるのをお手伝いした時のものに目が留まりました。その時のラブレターと、ご夫婦のご感想の記録。

久しぶりに目を通して、ふわーんと涙腺がゆるんで、思わずあふれ出ていました。涙の雫。

このご夫婦の感じがすごく素敵なのです、あったかいのです。

いいなぁ〜。本当に相手のことが好きなんだなあ。思いやりを向けているんだなあ。

愛だなあ。って。

このブログを読んでくださっている皆さんが私と同じ好みとは限りませんから、「そう?」と思う方もいるかもしれませんが、自称「ロマンチスト」を名乗っていらしたこのご依頼者の方Aさんと、その奥様はとても喜んでくださったのでした。

名もない小さな私でもその方の人生の核心に触れるきっかけの一つになれているのかと思うと、とても有りがたさを覚えますし、喜んでくださるお客様とのネットを通じての出会いにも感謝しか有りません。

この方に限らないのですが、私の人生が大多数の方の経験と違うところがあるとしたら、血の繋がらない方々からいただく温かなフィードバックの中に私の一部がたくさん隠されているというものでしょうか。ユニークで希少な目に見えない宝物の数々、私は胸の宝箱に大切にしまっています💓

今日、私が涙した、大切な宝物を、ここにシェアしたくなりました。

お時間ありましたら、読まれてみてください。

思いやりを行動に変え、ありのままの思いを言葉にするコツが少しでも伝わると嬉しいです。

そして、この時のラブレターという目に見えない思いの言語化&可視化

「忘れられぬ初心」の自覚を深めることとなって

この先の人生における山あり谷ありの中で

「あの時、あそこまで熱い思いを向けてくれた人だから」などと

二人の絆の助けになってくれたら嬉しいなぁ〜とロマンを抱く私なのでした❤️

 

****

洋子へ

 

きみの目に、ありのままの僕がいる。

その大きく朗らかに笑う口元に、吸い込まれて、安らかにたゆたう、僕がいる。

 

他の県からこの土地にやってきて農業をいとなむ僕が

「ひとりぼっちじゃない」と勇気づけられたのは、きみと出会ってからだった。

 

 

「わ~。すごくいい仕事してますね!

私のお友達もあなたと同じで農業にあこがれて他県にうつったんですよ」

 

まっさらな気持ちで僕を受け容れてくれる、そのあたたかな言葉にどれだけこころがゆさぶられたかだなんて、きみは知らないかもしれない。

「農業をやっているんですか、大変でしょう?」といわれることが多かったなかで、

きみの言葉は、格段に光っていた。きみは僕の気になるひとになった。

同時に、いつでも誰にでも明るくふるまうきみの向こうに、繊細なこころの揺れを感じて、

僕が守りたいと思った。出会って2ヶ月目に交際を申し込んだ。

「悪い人じゃないから、とりあえず」ときみは返事をくれた。

そのふところの広さに、深く感謝している。

 

それから僕は、少しでもきみに振り向いてもらいたくて、きみとの時間をつくることを大事にした。

「野菜をつくるのと同じぐらい、彼女に接しなよ」という○○さんのアドバイスもきいた。

朝から晩まで働きづめの農夫の仕事……しかも、つきあいだしたのは農業がいちばん忙しくなる夏場だった。

そこで僕は考えた。

朝起きるのを1時間早め、お昼の休み時間を30分間削った。

たとえ1日30分でも、1週間では210分になる。

そして、きみと食事にでかけた。いったいどこからこれだけの馬力が生まれるのかと、自分でも驚いた。

「やればできる」という自信が育った。きみとつきあう前よりも仕事をがんばることができた。

 

ごめんね。デートらしいデートをしてあげることができなかったことを、

とても申し訳がなく思っているんだ。それでもイヤな顔を何一つすることなく、

一緒にいてくれたきみに、僕はますますきみを手放せないという想いを強めた。

 

つきあいはじめて3ヶ月後、生まれて初めて女性のために指輪を買い、プロポーズを決めた。きみの目は、驚きつつも、うれしそうに、ありのままの僕を受け容れてくれた。

 

僕のなかのきみは、永遠の少女のような無邪気な光を瞳にたたえている。

海辺の砂浜に座り、やわらかな風がきみの髪をそっとなでていく。

僕は、そのすぐ隣で安心して、すやすや居眠りをする。

夢のなかで丸くてつややかなイチゴがたくさんのったスイーツをうれしそうに、

そしてそれが自分のものであることにとても得意げな、自分を見つける。

 

ロマンチストな僕が仕事から戻ってくると、きみは口を酸っぱくして言う。

「うがい。手洗い」

きみがきみのお母さんに大切に育てられたように、

現実的なことをいろいろ僕にも示唆してくれることが、とてつもなくありがたい。

がんばりやのきみにとって、いつでも安心して身も心も託すことのできる僕でいたい。

ありのままのきみを守るよ。

ふたりで一緒に、新しい未来を見よう。

生まれてくれて、ありがとう。

 

きみをとりまく何もかもに、

僕をとりまく何もかもに、

こころからのありがとう。

 

永遠の気持ちをきみにあげる。

 

(日付)

みつる

 

 

浅見夫妻
結婚式の幸せ笑顔の写真も送ってくださったのでした。今も一緒に農業を頑張っていらっしゃるのかしら

 

【お客様の感想】

 

大崎智代子様

 

昨日はありがとうございました。

 

緊張していて声も小さく聞き取りにくい中で私の話を懇切丁寧に伺ってくれまして安心して自分の思いを伝える事ができました。

私と洋子の日々を言葉で伝える事で素直な0の気持ちになって洋子の事を想う事ができ、また自分の気持ちを再認識する事もでき、あいにくの空模様でしたが話終えた後、桜が咲くような暖かい幸せな気持ちになりました。

 

そんな私の変化を彼女は感じとり、「秘密事あるでしょう?」と問われましたが「いい秘密はしていいものだよ。」と私は答えてあげました。

もどかしさが伝わる大好きなお花のような彼女の笑顔に一足早くお花見ができました。

 

そんなロマンチストな酔っ払いの私の気持ちになって言葉を創り上げる事は難しい事ですが、純粋な大崎様は私の想いをきっと映しだせると私は思っています。

私もそんな心に素直な素敵な人になって自分の口からも言葉にして洋子に伝えていきたいです。

手紙にはその人の思いが形になって届きます。あらためてそれを知る事ができ彼女にも思いを幾久しく五感で感じてもらいたいです。

あわせてこれを機にストレートに気持ちを彼女にプレゼントしたいと思います。

 

大崎様と出会えた事、本当に感謝しています。

これからも多くの人に幸せを配達していって下さいね。

 

 

★結婚式後のご感想★

 

(新郎)

当日の手紙を読む際はとても緊張しまして、手紙を持つ手が震え、少し早口に伝えてしまいましたが洋子には充分に感謝の気持ちが伝わったと思います。

本当にありがとうございました。

いつまでも手紙に綴った心の思いを忘れずにこれからも2人で仲良く、けんかしても仲良く、幸せになります。

 

(新婦)

はじめまして。

浅見の妻になりました、洋子というものです。

結婚式では、大変大変、お世話になりました。

彼から心のこもった手紙をもらい、とても胸がいっぱいになりました。

式の後に、それまでの諸々のことを聞き、とても驚いたのと同時に、

とっても素敵な仕事があるのだな~と思いました☆

これからも大崎様のさらなるご活躍を祈願しております。

 


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