なぜ人は生きづらさを覚えるのでしょうか? 上のイラスト図にまとめました。
理由はいろいろとあげることができますが
一つには、私たちの意識(自我)が、自分の本質をよく知らないために起こります。
意識は氷山の一角という言葉を知っている方もいるかもしれませんが
『神話の力』の著者であり、映画『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカスが師としたジョゼフ・キャンベル(比較神話学者)は、講義の中でこんな絵を描いたそうです。
魂を円(丸)で描けるとしたら、私たちの意識はそのほんの一部であり、その魂の中心にあるその人の本質は、意識の進行方向とは、全く逆の方向に進もうとしている、というのであります。
本質とは、ユングの言葉でいう元型であり、ジョセフ・キャンベルであれば神話のパターンであり、私が発見したところによれば、それは「自然の気からくる本能」であり、もう少し自我意識に近い領域では、見失われた感情や願望などを挙げることができます。
そして、その見失ったエネルギーは
現実で様々な姿となって(現象となって)本人を追いかけ回します。
時には命をおびやかすことさえもあります。
例えば私(カウンセラー大崎)の場合は、常に「やばいな、マジで向き合わないと、将来、乞食になることだってないわけじゃない」と自分自身を奮い立たせています。これは「恐れ」とも違います。「自分がかつて見失った本質」に対する「畏敬の念」なのであります。
(脅しているわけではありません。誰でもそうというわけでもありませんが、それさえも厭わないのが自然というネイチャーの仕業、それだけに畏怖したい対象でもあります)
といいますのも、量子物理学の知恵を用いると理解できるのですが
エネルギーは非局在性という性質を持ち合わせ、
こっちでも起きていることはあっちでも起きているという同時多発性があります。
よって、外で起きている出来事は、自分の心の中の、さらには、自分の奥深い本質にも存在するもの、それらの写し鏡なのです。
しかし、外で起きている出来事を直截的に理解しようとすると、その人独自の色眼鏡で解釈するために、なかなかそのことの真偽が見えてきません。
カウンセラーは物事をニュートラルに見極める観察者です。
色眼鏡を取っ払った世界から、そのエネルギーの動きを中立的に掌握します。
客観的にクライアントの方の意識と本質をうつしかえす鏡です。
しかし、ただの科学者と異なる点は、カウンセラーは冷静に観察をしながら
同時に情熱的にクライアントの方とともに心を動かし使って砕いている点です。
人の変容(心の器の拡大化)は、ぬくもり豊かな母親の羊水のような中でなされる、という自然の普遍性を大事にするからです。
解決法・対処法としては
見失われた感情や願望(イラストA)と
見失ったあなたの本質(イラストB)の
再発見であり、その中で、自分らしさを体験的に知っていく対話が有用です。
「体験的に」というのは
単にカウンセラーがあなたはこういう人ですよと枠を決めてかかるのではなく
クライアントの方に発生しているエネルギーの流れに即してカウンセラーが寄り添う時
自然と湧き上がってくる思いや感覚など、ごくナチュラルでもっともその方らしいエネルギーの解放をご体験いただきながら
カウンセラーはあくまでも補助輪として
あなた自身の本質構造についてのポイントを説明しながら
マークしていくスタイルの対話であるという意味です。
その中でクライアントの方は心を動かしながら(感動を持って)自尊心を新たにします。
「私は、自分が想像していた以上だったんだ!」と瞳を輝かせます。
これを繰り返すと「私」という存在が「再設定・再定義」されていきます。
その頃には、物事の取捨選択や「気」からくるオーラも、
全く異なり「心の器」が大きくなっていきます。
そうした時に、事件に襲われる人生から、事件を手のひらで転がして、
自分らしい生きやすさをものにする人生へとシフトしていくのであります。
当サロンでは
イラストA 見失われた感情や願望の再発掘に対しては 心理カウセリング
イラストB見失われた本質に対しては
タオセラピー (論理的に理屈から納得して知りたい方)
開運スピリチュアルカウンセリング(感覚的に方向性を点検するぐらいでOKな方、理屈は苦手な方)
にて応じております。