昨日、一昨日と、お休みをいただき、北陸に出かけました。
両親の結婚50周年のお祝いの家族旅行のためでした。
行く先は、金沢から足を伸ばして加賀温泉に1泊。
見事な田園風景に、みるみる全身の細胞が緩み
リラックス度「極(きわみ)」でありました。
東洋思想的に言うと、「乙未」とか「己巳」とかだ!
と一人喜んで口走っていました。
夕飯にそちらで頂いたお刺身が、あまりに美味しいのには、いたく感激しました。
東京の3倍は厚みがあって、プリンプリン弾ける身ごろ。
ピチピチした鮮度に、自然の幸の贅沢さを堪能しました。
と言っても、お値段は東京の4分の1ぐらいでしょうかねえ。
なんでも土地のタクシーの運転手さんのお話によりますと
北陸のお魚は、日本海の荒波に揉まれているから、おいしいんだそうです。
太平洋側のお魚は黒潮の流れに乗ってやってきているものだから、
日本海の荒波に揉まれているものに比べて、身の引き締まり方も違うんだそうです。
そう言われてみると、妙にうがったお話に聞こえます^^
少なくとも東京でいただくお刺身は、デレデレとゆるい印象といえば、そうかなあと。
そのお話を聴いて、人の心も一緒だなと思ったのでありました。
荒波に揉まれて強く逞しく、それでいながらも、生き生きとした心は、
人としての味わい豊かである、と。
生きることの苦労の種類は数えたら枚挙にいとまがありませんが、
苦労は若いうちに買って出ろと言われるほどです。
苦労はどれも、その人を個性豊かに、滋味豊かに、磨いてくれるものとは、
まさに、北陸の海の幸のごとし、というわけなのだなあと、感銘を受けたのでした。
今、目の前にある苦労も、人によって千差万別ですが、
いつか必ず、この写真のように「つややかな魅力」を輝かせるときのために
あるのではないか?!と少しは頭の片隅に置いていただけたら嬉しいです。
GOOD LUCK🌟
今日はこの辺で。
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