
みなさん、こんにちは。
カウンセラーの大崎智代子です。
「心」ほど大切なものはありませんが
「無意識」という機能も抱える
「心」ほど、難しいものはないーーー。
「心」にまつわる種々を整理弁別する研究を重ねるほどに、しみじみと思うのです。
「心」が大切な理由は、
「心」が「生きることのありのままを受け止める、重要な起点」だからです。
生きていれば、冠婚葬祭、生老病死、関係の問題まで、さまざまなシーンに遭遇します。
それらのありのままを受け容れることができないときというのは、
「心の辞書」に、その事項や概念が存在しないときであり、そのために、疲弊度や摩耗度を高めます。
「世界観がまだ小さいとき」「自分の信じてきた、見つめてきた世界しか
見えないとき」に起こることです。
その消耗感やストレスもまた学びの一つで、
心が成熟するプロセスには、重要な刺激ではありますが
ストレス因子でもあります😅
特に「心」が破綻していたり、小さかったり、狭かったりすると、そのストレス値は大です。
逆に、受容量の大きな心🍀であるほど、ストレス値は小。
同じ体験も、ストレス値の大小があるせいで、結果に差がでます。
強く逞しくしなやかに生きる上での、重要ポイントですが
人は、自分の心が大きいのか小さいのか、主観でよく分かりません😅

ヒントは、「未知の出来事や、未知の価値観に出会ったときの、ストレス度合い」にあります。
「未知」のことに出会ったとき
「へー、そうなんダァ」と、平らかに、心柔らかに、眺めることができるとき
「許容量の大きい心だね」と言い得るのですが・・・・。
厄介なのは、人間に「無意識」がある点です。
理性や知性で、どれほど「許容量の大きい眼差し」を努力ができても
「無意識からの心」がそれを受け入れられていないときは
以下の、現象が起こりがちです。
Let`s チェック!
1:衝動的な言動(飲食他、消費、破壊的、自罰的行動)をとりたくなる
2:心身の不調 〜病気の症状
3:繰り返される人間関係のパターン
他にもありますが、主だったところとして、上記3点をチェックしてみてください。
心当たりがある場合は、どうすればいいのか?
「無意識に発生している現象」も「何かのエネルギーのしわざ」と見立てるのがおすすめです。
別人格を想像すると取り組みやすいでしょう。
「エネルギーはいつ何時も表現したがっています」
とは、心理療法家たちが異口同音に唱えるところになります。
ユングは、以下のような絵を描いています。

噴き出す無意識を前にひれ伏す、人間の姿も描いてます。
「あなたが、あなたの一部として認めることを拒否した、何かのエネルギー」があなたに向かって
「もっとこういう風に生きたい!」と訴えてきているせいで、
1〜3が発生していると、想像してみましょう。
「それはどのような生き方でしょうか?」
「本当は何かを表現して生きたいせいで、この1〜3を起こしているんだ」と、「仮定」した時、
「何を表現して生きたい」のでしょうね???
「別人格(想像を超える自分自身)の要望が隠されている」という
シュミレーションの中でチェックしてみるのです。
その答えが仮に見つかったとしましょう。
答え「X」とします。
「心」が厄介なのは、その答え「X」を発見できても
すぐにはシフトできない点です😅
それでこそ健康的な自我でもありますが・・・。
そのままの自我(世界と自己の捉え方)にとどまるのならば
「同じパターン」を起こして表現するしかないねー、というのが「無意識の心」の言い分です。
したがって、「同じパターン」を回避したいと願う方は
ちょっとずつ、草木に水やりをするように「自分」を励ましつつ

「X」を受け容れたライフスタイルの構築にエネルギーを回すのです。
それを実践して生きないと、1〜3は繰り返されます。
(ある日突然の運勢の大激変が起これば別ですが、それを待つ時間は、苦痛かもしれません😭)
襲いくる1〜3が耐えられない!という感受性の方は
自然と、このプロセスを「受け入れざるをえなくなり」乗り越えていくことができるでしょう。
「受け容れられない」ーーーだけど「苦しい!この状況!」という方のために
そこのところの「心の許容量を上げる」
意識の橋渡しを援助するのが、私のお仕事になります🤗🍀
具体的には「心に隠された微細な抵抗」を見つけ出して
それすらも丁寧に受け止める話し合いや心理ワークをします。
「心」が自分一人の意思では一筋縄にはいかず、厄介で、難しいよなーと、私が思う部分です。
え? 1〜3の項目なんて、
生きている人間、全員では!???
馬鹿馬鹿しい!
ーーーと思いたくありませんか?(私は正直思います😅)
ですから、全ての人間は、それぞれに痛みや苦しみを背負っている、と私は思います。
目には見えないだけで。
だからこそ、全ての人間の立場を受け容れて、許して、いたわり、労い、
リスペクトすることが大切と思っています。
(念のために断っておきますと、情緒的にはそうでも、
言動的には法律も警察も、だからこそ必要です。
人間は誰もが、どこかお困りを抱えている存在だからです、人それぞれに。
でもそれが、人間)
そんな風に「自己反省して、他者憐憫ができる人ならいいけど、
一方的に、自分は正しい、あなたは間違っている!という
主張を展開する人を前にするとやり切れません」
というクライアントの方のお声が聞こえてきそうです😅
そうですね、おっしゃる通りではあります。
こう言っちゃなんですが、
エネルギーはブーメランの如しで。。
長ーーーーい人生のどこかで、必ずやそのつけは、ご本人が払うことになります。。。
だからと言って、そういう方達を前に、屈して泣き寝入りすればいいとも思いません。
こんこんと説明をし、交渉をし、自分を伝えて、相手の話に耳を傾けながら、
折衝をする、ということも生きる道では、大切な修行の一つです。
にもかかわらず、「一方的に相手の話に耳を傾けることができない」状態の方が仮にあるとしたら・・・
これはですねー、「相当に心が弱い」かわいそうな方であります。
たとえ姿が大の人間でもです。先輩たる、あなたの親御さんや、ご上司であったとしても、です。
憐れみの眼差しで、上手に気持ち良くなっていただきながら、お互いのクロスポイントを
粘り強く見つけ出すことが策になります。
ここのところを柔軟に対応できる「心」になるには
山ほど、大嫌いな自分や他人を許しまくる修行あるいは心理ワークがてきめんに有用です💓
諦念も含むかもしれません。
長くなりました、今日はこの辺で。
「心」のことについては、いっぱい整理したいことがありますので、ぜひまた。
素敵な夜をお過ごしください✨🌙
私は日々、頑張って生きている
皆様を心から敬愛します。

コメントを残す