愛のイメージというものは、人によってさまざまではありますが、
普遍的なシンボルとしては、「ローズ」がその代表的選手とされてきていますよね。
やわらかさ、たおやかさ、しなやかさ、のびやかさ、やさしさ、
そこはかとなさ、かすかさ、かろやかさ、すずやかさ、あでやかさ、つつましやかさ……
さまざまな形容をぎゅっと詰め込みながら凛とシンプルな表情。
皆さんは、どのようなものに「愛」を感じられるでしょうか?
実は私はこんなプレートの作品に「カップルの理想的な愛のオーラ」を見だしています。
みなさんには、どのようなオーラに映るでしょうか?
これはイギリスの陶磁器メーカーWEGEWOOD(ウェッジウッド)の
代表的なシリーズ「ジャスパー」の中の
神話の世界から描いた<大切な日を祝福するための>セレブレーションプレートです。
なんて、そこはかとない優しさが滲み溢れ出ているのでしょうかーーー
私の目にはそう映ります。
それもそのはず、このプレートのテーマは
愛を尊び、愛に生きた神話の中のパリスとヘレネーの「純愛」です。
絵が表している逸話はこんな感じです。
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ギリシャ神話のトロイの王子であるパリス(絵皿向かって左)は
大神ゼウスに3人の女神の美の判定を委ねられました。
三人の美神は、それぞれ選ばれた場合に差し出す魅力的な贈り物を提示したわけですが、
パリスは愛を与えると約束したアフロディテを選びました。
ほどなくして遭難したパリスは、絶世の美女ヘレネー(絵皿向かって右)に助けられ、
運命に導かれるように瞬く間に恋に落ち、一途に愛を捧げました。
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私はこのプレートを初めて見つけた時、
これこそが私の求めている、あるいは、私が愛と思っている
<繊細な優しさだ!><思いやり愛だ!>と
衝撃を受けたのでした。
そしてそのお題が「純愛」だったとは!と
このプレートに学び、ショックを受けたのでした。
(ショック顔は下のうさまるみたいな感じw 最近、八重洲地下街で見つけて、丸ごとピンクで素っ頓狂なこの表情にフラートされました!)
純愛なんて!!!( ; ; )
わかりやすくない。(笑)
そんなのはなかなかあるものではないでしょう。
だから私はいっこうにお嫁にいけない。(笑)
お嫁に行くというのは猛烈な現実だ!
純愛の危機も起きやすい日常だ!(笑)
自己批判パートがジタバタしています。
よく私は男性から「理想が高いのでは?」と言われることが過去にありましたが
何を言っているのかがさっぱりよくわかりませんでしたが……なるほど〜。
このプレートを見つけた当時発見したのは
男性に対して理想が高いのではないのです、
関係性に対する理想が高かったというわけなのです!!!
これまた男性に対する理想が高い方が現実的な気がします。(笑)
しかし!セルフワークの意義と意味と価値を深く理解している私にとって
この純愛プレートに、まごころから魅了されてしまったとなりますと…
受け容れています。そんな自分を。
それよりも、先の私の自己批判パートが、
この純愛をぶち壊しにしないようにと
用心することのほうが重要です。(エッヘン)

バックにある20世紀の巨匠シャガールの『ロミオとジュリエット』も私の愛のシンボルの一つですが、これは「永遠に一つ!」という感じです。
そこで!
私は、好きな人との関係を見失いそうになったり、自信をなくしそうになったり、
あるいは逆に、好意を寄せてくれる人が近づいてきたり
そういった関係の揺らぎが自分の中で発生したときに、
この愛のシンボル(私に取ってはこの純愛プレート)が発しているオーラと比べて
大切な愛のありかをチェックするようにしています。
もしもあなたが大切にしていると思っているその関係性が
自分が魅かれる「愛のシンボル」と
微妙にずれていると感じるようでしたら、
「どうすれば、理想の愛のシンボルと等しい
関係性に近づけることができるか?」を
ぜひ追究してみてください。
もしかすると、その関係はあなたに必要ではないのかもしれませんし、
あるいはあなたが相手のために何かを変えなければいけないのかもしれません。
昨日「ジェラシーをラブレターにするのだ」とお話ししました男性は
物理的なレベルで展開されることばのキャッチボールなどは
もう本当に私の事なんて好きじゃないよね?
脈なんてなしなしと判断したくなるようなことばかりです。
しかし
たまたま一度お出かけした時に、そこが観光スポットだったため
偶然にカメラマンに写真を収めてもらったことがあったのですが、
そこで切り取られた<二人の空気>が
実は、このプレートと一緒だったのですΣ(・□・;)
自分でも目を疑いました。
え???
(再び「うさまる」の点々目で)
私は目に見えない領域を客観的に分析しながら
人に寄り添うことに
お仕事として鍛えられています。
写真という客観的なツールに落とし込まれた時、
その関係性を確信することができたのでした。
彼がそれまでに発言してきた私に対する「好きじゃない」とかいうセリフほかもろもろは
疑う価値があると知ったのでした。
いかに私たちが自分の慣れ親しんだ価値観や
劣等感(私だと「私は好きな人に好かれない」というもの)、
相手の目に見えるレベル(言動など物理的レベル)に
振り回されていることが多いかということも
深く理解できた一瞬でした。
目に見えるものに騙されてはいけません。
大切なものは目に見えないとは
星の王子さまの名言です。
それでも……そんなことを千も万も承知している私だって、
それが目に見えなさすぎると自信喪失して落ちこみます。
そういう時こそ私は
自分の劣等感の檻の外に一旦抜け出てみて
そこから冷静に物事を客観視するように努力しています。
あなたの愛ある関係性を獲得するための物語に
私のスキルとセンスが役に立つようでしたら
ぜひご依頼くださいね。
カップルカウンセリングがオススメです。
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