
テレビ朝日の「いいはなシーサー」という番組で或るクライアントご夫婦の心のすれ違いを穴埋めしたラブレターをご紹介させて頂いた時のものです。
こちらは10年前の映像カットです。今日、過去のDVDをチェックしていたら、年齢34歳とあって、驚きました。若いんですねぇ。(目がちょっとロンパリ気味なのは父親譲りなんですねぇ)
時は金なり。光陰矢の如し。
毎日、コツコツと同じことを何度も何度も繰り返しながら、着実に時は過ぎます。
今ここで行動していることが、未来を描いてくれます。
私のように10年後は愚か、1年後だって、何が起きているかだなんて全く予測のつかない、不安定な人生を与えられている人もいますが、そうでもない人もいらっしゃいます。
そのどちらであるにせよ、その人が選択する<今ここの行動>が、まるでヘンゼルとグレーテルのパンくずのように、人生の重要な軌跡になっていきます。
自然なエネルギーを考慮すると、自分の本質にピタリと合った生き方の中で、コツコツと同じことを繰り返すことができるときに、人は充足を経験します。
人生の中で<不協和音>や<事件>や<壁>を経験することがあるとすると、そこには乗り越えなければいけない「自己設定」があることのお知らせです。(この辺りは昨日のブログで説明したので今日は割愛します)
漫然と過ごすのではなく、自分の本質に合ったことを求め続けるのです。意識できている私ではなくて、本質が志向している生き方で人は自然な花を咲かせます。
私のところをおたずねくださるクライアントの方々はこのための話し合いや日々の中の自覚力を高めるためのプロセスを「自分との闘い」と呼んでくださいます。(自己の実現のためにカウンセリングをご利用くださっている段階です)
中には毎日ちょっとずつチャットによるカウンセリングを通じて、自己チェックを重ねている方もいます。
「文章を上達させたい」「文章を書くことを修練したい」というクライアントの方は、平日すべて、そのことだけを考えて生きられるようにと、週2日のプログラムをダブルで求めてくださいます。(こちらのプログラムは、2回以上ご利用くださるリピーター様向けの大特価プログラムです。気になる方はikiruchikarasalon@gmail.comまでお問い合わせください)
みんな、えらい! 実によく頑張っていらっしゃいます!
この流れは、どうも冬季五輪の金メダリストの影響が強くあるように思います。。。
皆さん、口々に、彼らの生き様に感応していて、見習うべきところを、指摘なさってお帰りになられます。
スポーツは、健全な魂を養いますから、アスリートの多くの方々は実に爽やかで魅力的で汚れのないイメージが大です。
それだけに私のような目に見えない系のカウンセリングシーンでも、一つのお手本モデルとして掲げさせていただくことは多々です。
しみじみ、改めて。スポーツに力を入れる国づくりというのは大事なんだなあと思いました。
社会の集合的無意識として、その成功モデルがその土地の英雄伝説となります。
すると多くの人に「自分と闘うこと」の大切さを潜在的に植えつけることが可能となります。
「自分と闘うこと」の大切さを知っている人間は、伸びます。
逆を言うと、「自分と闘うことの」本義を履き違えて、
エゴのためだけに躍起に生きる国民が増えてしまうことは
嘆かわしい結果になると私は思います。
「自分と闘うこと」とは、自然の本質回帰のための闘争です。
人の魅力と才能もここからあふれ出します。
闘争本能とは、生きる力であり、それが伸ばしきれていない時、社会にも増えている「うつ」現象を招きます。それが他人に向けられる時は、殺人という形にもなりえます。
私の元に「うつ」と言って訪れてくださる多くの根本要因は
「持て余した攻撃本能を自分に向けていること」にあります。
そのエネルギーを、どこに向かって燃焼させればいいか?
一緒にその方の周囲で起きている出来事に耳を傾けながら探っていくことで、見えてきます。
それは私がタオセラピーを心得ているから理解できたことでした。
「攻撃本能」という視点は、現代人は相当に不得手になっていると思われます。
しかし、古代東洋自然思想においては生きる力であり、生きるための導火線(動機)として大変に重視されています。
「攻撃本能」を「他人に向ける」のではなく、
「自己と闘うため」に燃焼させられるようになる時
多くのクライアントが輝いていくのを、私は目の当たりにしてきました。
アスリートたちが素晴らしいのは、一区切り4年間という時間の中で、どれだけ成長できるかを競い合っている点です。
その「時間」の流れやスピードを一度意識したならば、「今ここの行動」がどれだけ大切な一瞬であるかが、普通のサラリーマンよりも感じ取りやすいのかもしれません。
私はどちらかというとのらくらのんびりとした性格ですが、さすがに39歳を過ぎた時にやばいとなりました(苦笑)。
「魂が求めていることだけで時間を費やしていく!!」と、決意を固めたのでした。
ノホーンと受身でいたら、時間というやつは瞬く間に過ぎ去っていくことだけは、39年もかけてよーく理解できたからです😙
その他のことはさっさと削ぎ落とさないと、死の瞬間までに、間に合わないかもしれない😱
間に合うかどうかという以上に……、
「生きた実感」なくして死にたくない、のです。
オリンピックの選手たちの躍動感とは、時に対する自覚の高さから来ていますよね。
それもまた「美」の理由の一つでありましょう。
私も、自分流美学として、そんな視点をそっと胸の引き出しにしまった今日なのでした💞
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
明日の一歩一歩が皆様にとって、一層美しい時の音色となって
人生のレッドカーペットを軽快に前進する助けとなるよう、心より祈っております😉

おまけ。鑑定師気分を盛り上げるため、こんなヒアリングシートを作ってみました!デザイナーAさんが作ってくれたロゴは、実に気分が上がります。感謝感謝。
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