
目次
イライラの因果は何か
みなさん、こんにちは。
心と運命のカウンセラーの大崎智代子です。
「イライラ」を根本解決に導くヒミツ☆
<感情を受け止める、心の器を磨くこと>の重要性について、お話しします♡
「イライラ」や「モヤモヤ」に、苛まれることはありますか?
その根本は、「隠された感情がくすぶっていること」が挙げられのを、ご存じでしょうか?
「イライラする」「モヤモヤする」理由は
「受け止めることができていないエネルギー」が本人について回っているからなのです。
「受け止め方を知らない(受け止めた経験のない)感情」が発生しているサインです。
感情には、いろいろな種類があります。
以下に「受け止め難い感情」のリストをアップしました。

こんなにもある「受け止め難い感情」ですが、なぜ人は持て余すのでしょうか?
(具体的に各感情が示唆する内容は、今後別の記事で整理しますね。
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感情が受け止め難い理由:未学習の世界
特に「負の感情」が、多くのかたの苦手とするものですが、なぜでしょうか?
「心に受け皿(受容体)」のない感情は、人には受け止めることができないからです。
未学習なのですから、どうしようもありません。
「心の受容体」が「負の感情」に対して、どのぐらい整っているのか?
その度合いに比例して、負の感情に対する適応性が決まります♡
経験と学習のプロセスに左右されます。
怒り、悲しみ、嫉妬、退屈……。
上のリストにあげたような、負の感情を受け止めてきた、
あるいは受け止めてもらった経験をどのぐらいお持ちでしょうか?
「受け止める」というのは、「私は怒ってるんだぞ、ガオー!」という状態ではありません。
これは、怒りに翻弄されている状態です^^
「受け止める」というのは、
「私は怒っているんだねー。そうだよねー。よしよし、なでなで。
一生懸命だね。何が望みなの?」
と、怒りそのものに寄り添うスタンスです。
どのような「負の感情」であっても、このスタンスから「真意に潜り込む」のです。

(注)当カウンセラーが直接、クライアント様にこのように接するわけではありません^^
皆様が、ご自身の「負の感情」に対して語りかけるといい台詞のご紹介です♡
セッションでは、間接的に「受容」の表現を展開します🍀
さらにーーー負の感情の奥に隠された
<願い>はな〜に?
<夢見ていること>はな〜に?
奇跡が許されるなら、手にしたい世界はな〜に?
と問いかけます。
そうして、主体者が
この<願い>を獲得する現実を切り開く時の中を歩みはじめると
<イライラ>や<モヤモヤ>は感じなくなります。
専門家でも、しっかりと向き合っていらした方はどのぐらいいるでしょうか?
「人のありのままを受け止めることを仕事」とするために
「とても大事な感情の数々」です。
まずは、その道の人自身が真摯にこれらと向き合い取り組むことが
本当に大事と、私は教わりました。
「イライラ」「モヤモヤ」は、未認知の感情エネルギーを、
受け止めるだけの「心の器(機能)」が育っていない、サインす。
受け止めてもらうことができず、脇に置かれた状態。
本人は、脇に置いて清々したつもりが、
常に本人の一部であり、<あるもの・BEING>だから、ついて回ります。
そのとき、目には見えませんが、翻弄されているような状態になります。
エネルギーを持て余して、ストレスを感じます。
たとえると「卵の殻(心の器の比喩)がまとまっていないで(壊れて)、
黄身(精神エネルギーが該当)がでれっと漏れてしまっている状態」だからです。

持て余されたエネルギーの側(感情)は「私の言い分に気づいて!」と言っているのですが・・・。
本人の持ち物として扱われないため、浮かばれない思いを抱えます。
驚くことに、「浮かばれない思い」は
そのまま人生をその通り・・・「浮かばれない」状態に導く因子になります。
本人の手足内臓のように重要な、れっきとした一部であり
常に「あるもの(BEING)」だからです。
目に見えない煙がいつも顔周りにもくもくついて離れないような感じがくりかえされる背景です。
「イヤー、ネガティブな感情にイラついたよ、むかついたよ」と、感じることがあったとしましょう。
翻訳すると、「ネガティブな感情の受け止め方を知らないから、イラつくわ」というわけです。
例えば、自分と異なる性質を持った子供がいたとします。しかし、異なることそのものを認められない時に、その立場を理解することができません。「なぜ、あの人は、ああなのだろう?」と。
存在するエネルギーを受け止められずに持て余すのは、エネルギー(この喩えでいうと子供の立場)が浮遊した状態です。どのようにあがいて、逃れようと思っても、それは自分の一部です。
なくなりません。
「あれが良い、こっちは悪い。だからストレスなのか!?」という、話しではないのです。

フロイト用語のいう「防衛規制」が心の働きとして機能することとも関係します。
「ストレスだからこそ、受け止められないものは<抑圧><抑制><隠蔽>」して
心の安全をキープします。
身を守る大事な機能です。最大のストレスに直面化した場合は
「記憶を無くして」心を守るほどです。
ケースによっては有用な機能ですが
いろいろなこと・モノ・ひとと向き合うことのできる
「心を広く大きく養う」意味では
障壁です。
人生には、さまざまな時の運気が動いています。
本人の親しまないエネルギーもアレコレ、飛んでいます。
同じ心の状態が、いつまでも有用とは限りません。そのため
心は柔らかく変幻自在に転がり続ける、水銀のようであることが理想なのですが・・・。

過去に学習した、受け止めきれないエネルギーの跳ね除けかた(防衛のしかた)(イラスト右上のイメージ【A】)は、人生のあるタイミングで逆に自分を追い詰める「影の存在」になります。
「受け止めることはできませんよ」と跳ね除けた意識の向こう(無意識の側)から
「私は否定された、私は否定に値する」とささやき続けてきます。
(イラスト真ん中がイメージ【B】)
神経症の呼水です。
それでもなお「影の存在」を跳ね除け続け(防衛し続け)ると
上の左下のイラスト【C】のイメージのように
心が壊れたように感じられることも起きかねません。
(特に時の運の作用により、強く影響を受けます)。
「異質な・違和感ある・壁を感じる体験」をします。
「何これ?ツライ?キツイ」という、無合理の苦しみです。
心を頑なな鉄板のようにして、受け入れ難いものをパーンと跳ね返し
サッと蓋をして無かったことにしても、自然の気の威力にはかないません。
(例えると、津波や地震のようなパワーを自然の気は持っているからです)。
けんもほろろに打ちのめされるような出来事に遭うのも、自然の計画の一部です。
自分を責める必要のないことですが
「心のありよう」=「未受容の感情があるのではないか?」ということを
見つめ直すチャンスが訪れているといえます。
感情を受けとめることで得る世界

感情を受け止めることの利点を、ご紹介します。
「イライラが解決される」だけではありません。
上のイラストのA〜Dの4つのホップステップジャンプ!
人間的成長も期待できます♡
【右上 A 】
自分のエネルギーの発露を見つけます。生きる目的や方向性に、明かりがともります。
頭(合理や理屈)で考えて割り出すのとは異なり、腹の底から湧き上がる自然パワーです。
「生きることへの充足」にリーチします。
【右下 B】
Aをくりかえすと、「その人だけのワールド」が見えてきます。
どのような世界観の持ち主であるのか、自己の輪郭がはっきりします。
その分、他者と自分の違いが明瞭になります。
<人に振り回されることが少なくなる>恩恵にも預かります♡
「自己設定の枠組み」ができ上がります。
真の「自己肯定力」に満たされます。
【左上 C】
苦手な心情やストレスも、あるままに心の内側でエネルギー循環させやすくなります。
Bの段階までに「心の器」が拡張されたからです。
「いろいろなことを受け止めて、受け入れる力」が高まる分、
時の運の影響やイレギュラーな現象にも、柔軟に対応しやすくなります。
<強い心>の理想形です。
【左下 D】
さまざまな心の動きが幻想によるものであることに気づきはじめます。
色即是空の如く世界を眺められるようになります。
雑念を超越した頭空っぽ状態にアクセスしやすく
「ひらめき」や「インスピレーション」につながりやすくなります。
不確定なことが多い時の流れの中で、あるべき方向を指し示してくれる
ランタン(アラジンの魔法のランプともいう)をものにしたようなものです!
感情を受け止められない時に起こること

逆に、感情を受け止めることができていない時は、次のような状態になります。
【上のイラスト右上 A】
言葉にならない混沌としたイライラがついて離れない。
【上のイラスト右下 B】
他人が自分のことを悪く思っている(言っている)ように無意識に感じて、ナーバスになる。
被害妄想。
【上のイラスト左上 C】
よそゆきの顔(仮面)は無意識ににこやかさを保つものの
その仮面の下に、憂鬱さがつきまといます。
無意識にやめられない言動を隠し持ち、苦しみます。
ますますよそゆきの顔が手放せなくなり、仮面の下に隠した本音の顔との間に乖離が進みます。
【上のイラスト中央 D】
おおもとの因果は、受け止めることができずにやり過ごしてきた、未受容の過去に見失われた感情のうごめきにあります。
今では昔の感情も、受け止めることができないままにきた、その感情だけが時の止まった世界に置いてきぼりになっています。ゴーストのようにつきまとうのです。
<理性で整理しきれない無意識りの動揺やイライラ、神経症>として、頭をもたげるエネルギーの理由です。「受け止める」という、レスキュー法が待たれています!
おまけに、過去の相手とは関係のない、現在進行形の周辺人物に、その感情は投げこまれます。あなたは、不必要に、周囲との関係に壁と亀裂という幻想を抱いておののきます。苛立ちが高まる理由です。
エネルギーは相対性理論が基本です。(東洋思想でも陰陽二元論)。
それがエネルギーの自然であるため、本人が受け止め・補完することのできていない・未受容のエネルギーがある時、他の出来事を引っ張ってきて、陰陽の完全体になろうとします♡

マインドが望んでいようが、いまいと、関係ありません^^
「対(つい)・パートナー」があることを自然とします。光は闇とセットで初めて、その姿を明らかにし合っています。どのようなエネルギーも受け皿・受け止め手は不可避です。補完対象を必要とします。本人が受け止められない時は「別の事象」を引っ張ってでもして、顕現しようとします。
決まって、再び「負の感情」が揺さぶられるような出来事です(⌒-⌒; )
また、「抑圧」や「抑制」さらに「スプリッティング(分離・立ちおとし)」など、なかったことにした否定状態を放置していると、自我は、「鬱々」とさせられます。【上のイラスト中央 D】。
精神状態が、受け止める力を失った、割れた卵の殻から飛び出した、黄身のようになっているからです。鬱の部分も含めて、精神にピッタリサイズの卵の殻(受け皿)を用意できるときに、
心の健やかさは感じられるようになります。
にもかかわらず、強引に「忌み嫌う感情」「苦手な感情」を押し殺し続けて、一時的に気持ちが軽くなったように錯覚し、馴染みある「明るい世界」「希望的胸の高鳴り」ばかりを追いかけていると、「パーソナリティ障害」や「双極性躁鬱」を誘引する因子になります。
心の不調和を感じなくても、人間関係のストレスに現れます。
「相手のせい」か「自分がダメだから」という意識に陥りがちになります。
繰り返される思考パターンのために、問題は解決せず、堂々巡りになります。
感情を受け止めることができるようになるための方法

感情を受け止めるには、どうすればいいのでしょうか?
文字通りに「受け止めてもらう」経験をすることです。
エネルギーは相対的なものだからです。
陰陽図は、自然のエネルギーの原理をシャープに表しています。本当にこの通りです。
自立も大事ですが、相対するエネルギーを前にして、受け止めてもらうことではじめて、自立ポイントは見つけられるのです。

感情が持て余されているということは、ありのままのあなた自身の受け皿が設定されていないということ。
「自分の知らない自分に何が起きているのか? 特に抑圧した心の領域の取り扱いを心得た専門家に、そのありのままを引き出してもらい、整理してもらい、受け止めてもらうことが、有用です。
<見失われたありのままのエネルギー>の受け止め方を、専門家と新たに学習することで、<感情の受け皿>は育ちます。受け止め難かった感情に対する寄り添い方や、肯定的な捉え方を本質的に習得できるようになります。
その結果ーーー
1:【イラスト右上 A】
無意識に抱えてモヤモヤしたものをあるがままにアウトプットして、自己に対する認知を深める(メタ認知を高める)心地よさ(スッキリ感/カタルシス)
2:【イラスト左上 B】
こんがらがって認識していたことや、自分の本当の気持ちや願い・欲求が、スルスルと整理整頓されることによって、やり場のない感情による苦しみから自由になります。
3:【イラスト右下 C】
「扱いにくかったはずの、負の感情」を手のひらで優しく包み、大切にすることができるようになります。持て余す感情(情緒)を、専門家との相互的な対話の中で「受け止めるマインド力」が身につくからです。否定したりやり過ごしたり、違うものに変換したりせず、「あるがままに認めて、受け止めて、許して、慈しむ」度量が養われます。
4:【イラスト左下 D】
苦手とする(or 嫌いな)自分自身に優しいまなざしを向けられるようになります。
人は自分の隠しもつイヤな部分を、自分の外の人が展開しているように見えます。(「投影」と言います)。「苦手とする感情や性質」を、相手やその関係性に見つけては、嫌悪し、遠ざける心の機能のためなのです。「その質は自分にはない!」と思い込んでいるからこそ、不愉快に思うのですが、真実は自分が承認や愛を向けてこなかったエネルギーの跳ね返り」に直面化しているだけです。
イライラやモヤモヤなどのストレスーーー「心の揺さぶり」は、<今、あなたが一番大切にすべき姿>を、他者の姿を借りて魂が教えてくれています。
「嫌いな特性に、今こそ、優しさをむける時がきましたよ」と、告げています。
どのような承認と愛を、あなた自身の手によって向けることができると、
今感じているイライラやモヤモヤは落ち着きそうでしょうか?
探りましょう。
その答えを見つけるために、イライラやモヤモヤは、現れてくれているのです🍀
<癒しと和らぎ>へのスタートラインは、ここから始まります^^
感情の受け皿を大きくすると、何が起こるのか?
生きるのがぐんと楽になります。
柳のように、川の流れのように、サラサラと受け流すことができるようになります。
自分の苦手とするものが目の前に現れても、しっかりと向き合える
強くて大きな心になります。
心のキャパシティ(受容可能量)が増えるから、楽になるのです♡

<年輪を重ねて経験の数だけ、人は強くなる>という言い方もできますが
「感情を受け止めるカウンセリング」を活用することは、柔軟性をさらに高めます。
無意識にパーンと跳ね除けたくなる部分を、カウンセリングの自然な対話の中で、おのずと語り合われ、ご本人が向き合いやすく、受け止めやすくなるサポートを受けられるからです。
放っておくと、突っぱねやすく強ばりやすい部分というのは
歳をとっても変わらないことが多々です。
防衛の手放し方がわからないままに年月を過ごすからです。
心の癖は、それほど強固です。
そういったところも、細やかにマインドケアできることが、当カウンセリングのメリットです。
たとえると、ざっくりとスキンケアしている人よりも、細やかに目元のリンクルケアをしている方が、肌の隅々までなめらかさが整うのに似ています。
自分とは異なる世界観にも寄り添いやすくなり
いろいろな不調和をのみこみながら癒すパワーを持った心が育ちます。
その分、自分と違う他者にも関わりやすくなります。
「自分を傷つけるものは何もない」という強い独立自尊の心で
自分にも他人にも丁寧に接することができるようになります。
感情を大切にした数だけ、生きやすさが増す
心は、お肌や体に比べて目に見えにくいところです。
後回しになりがちかもしれませんが
現実を生み出す原点は、すべて「心」です。
<「心」をなめらかにする=感情の受け皿を大きくする>プロセスは
人生そのものを流れる川のように雄大で優雅なものにします。
ストレスが軽減される分、お肌や体の加齢スピードもなめらかになります。
「イライラ」「モヤモヤ」、うまくいかない現実や人間関係の狭間で起こるストレスは
<もっと優しさを向けるべき本質的方向性>を、暗示しています。
一番に優しくしなければいけないのは、<見失われたあなた自身>ですよ!というようにーーー。
しかし、本人にはストレートに分かりにくい特質があるため、専門家がいります。
隠れた「暗示」という「個性の謎」を解くことができた時、
「イライラ」や「モヤモヤ」は、スッと落ち着きます。
魂の求める自己開花の道筋までも開かれる、おまけも付いてきます♡
「満ち足りた世界」への入り口です。

ぜひ、「イライラ」や「モヤモヤ」をきっかけに
見失われた感情や苦手な気持ちにも「優しい想い」をかける時間を
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